愛犬の謎めいたトイレの悩み、実は噛み癖が原因だった!
愛犬との暮らしの中で、トイレトレーニングは欠かせない課題ですが、時には思いがけない悩みが起こるもの。東京都にお住まいの30代保育士の女性、美香さんも愛犬のトイレのことで頭を悩ませていました。
美香さんの愛犬のトイプードル「ココ」は、これまでトイレトレーニングは完璧で、決まったトイレシートで用を足していました。しかし、最近になって突然トイレシートをかじり始めるようになり、トイレシートを敷いても用を足さず床に粗相をするようになってしまったのです。
美香さんは原因がわからず途方に暮れていましたが、ある日、ココがトイレシートを噛む様子をたまたま目撃。すると、ココはトイレシートに用を足した跡を必死に舐めて、その後に噛んでいることが判明したのです。
美香さんは、ココがトイレシートに自分の臭いを残そうとしているのではないかと推測しました。そこで、別のトイレシートを試したり、トイレの環境を変えてみたりと、さまざまな対策を講じましたが、どれも効果がありませんでした。
悩んだ美香さんは、動物病院を受診することに。すると、獣医師から意外な事実を告げられました。ココのトイレシートを噛む行動は、噛み癖と関係しているというのです。
獣医師によると、一部の犬は不安やストレスを感じると、噛むことでそれを解消しようとする傾向があります。ココの場合も、何らかの理由で不安やストレスを感じ、それを噛むことで解消しようとしていた可能性があるとのことでした。
獣医師のアドバイスを受け、美香さんはココの原因を探り始めました。すると、最近引越しをしたことや、子供と一緒に公園に行く機会が減ったことで、ココが不安を感じていることが判明。美香さんは、ココとたくさん遊び、不安を取り除く努力を始めました。
すると、少しずつですがココのトイレシートを噛む行動は改善され、トイレトレーニングも元に戻っていきました。美香さんは、愛犬の謎めいたトイレの悩みが、実は噛み癖が原因だったことに驚きました。
もしあなたの愛犬もトイレのことで悩んでいる場合は、噛み癖が原因の可能性があります。愛犬の行動をよく観察し、獣医師に相談して適切な対策を講じることをおすすめします。愛犬との快適な暮らしのために、ぜひご活用ください。
愛犬のしつけを完全マスター!飼い主の悩み解決ガイド